新生児の病気

新築のマンションは、新生児や妊娠中の母体には悪影響があると言われています。

それは新築のマンション等は壁紙の接着剤などにホルムアルデヒドが残っている可能性があるからです。

ですが、今の新築マンションはホルムアルデヒドを始めとした有害科学物質を抑えた建材が使用されていますので、化学物質によるシックハウスの心配はないでしょう。

ただ、新築マンションの場合はコンクリートが十分に乾いてないため、マンション内の湿度が高めになってしまう可能性があります。

そしてホルムアルデヒドは防腐剤の役割として使われているので、カビが発生しやすくなるのも事実です。

新築のマンションに引っ越される場合には新生児、妊娠中の母体ともに最初の1〜2年目には特に気をつけてくださいね。

レット症候群という新生児の女の子に起こる病気があります。

これは生後5ヶ月頃から手を洗うようなしぐさを見せたり、両手人さし指を立ててあわせたり頻繁にしたりすることです。レット症候群の主症状が手をこすり合わせることです。

レット症候群はある月齢での発達が遅れていなければ問題ない病気です。レット症状群は、発達が遅れてくる、表情が無くなる、などの症状が出てきてから手の常同行動が始まるらしいですね。

レット症候群なら大丈夫!!とは軽々しく言えないのですが、新生児から手の常同行動が出ることはないと思います。

長々と書きましたが、新生児の時期は手で遊ぶのも事実です。ハンドリングっていうような発達段階の一つです。

新生児のクセにもいろいろあって眠くなる前に耳を触ったり、まつげを触ったりいろいろです。レット症候群といえど、少しでも悪い予感がしたら小児神経内科の先生に見てもらってくださいね。

新生児メレナという病気があります。これは消化管からの出血を指し、吐血、下血によるものすべてを言います。生後数日で起こる可能性があるのが特徴です。

新生児メレナはかなりの量を出血するのでびっくりする人が多いでしょうけど、きちんと治療できれば新生児メレナの後遺症の心配はまずありません。

新生児メレナで気をつけるのは、脳内出血が起きて大泉門(赤ちゃんの頭の割れ目)が盛り上がるような状態になった時です。血腫が脳を圧迫するとそれなりの後遺症がでますが、この場合には一目でわかるのですぐに病院に連れて行けば適切な処置ができます。

生まれたばかりの新生児に「低血糖」と診断されることがあります。ちなみにこれは一般的に双子のケースによく見られます。

それは双子は未熟児でうまれてくることが多いためです。未熟児は予備能が少なく低血糖になりやすいため点滴が必要となります。

新生児室では当然のように低血糖防止のために糖水を与えられることが多いですが、医学的な必要が無いのに母乳以外のもの、水分、糖水、人工乳を与えないこと、とされています。

医学的には、脱水、低血糖症、重症黄疸などの予防は必要で、母親の乳首以外の物を与えると母乳を吸わなくなるとの理由で、出生直後から新生児に糖水や人工乳を与えることを禁止しているんですが、新生児の生理的黄疸が重症化しやすく、退院後も高ビリルビン血症が長期間持続したり、体重増加不良の新生児が出現しやすい、という話もあります。

新生児の低血糖も難しい話ですね。素人が悩んでもわからないことは現代医学にまかせましょう。

ダニやほこりは新生児でなくても喘息の原因の一つです。

別に防ダニ布団でなくてもきちんと布団の管理だけ出来ていればそんなにダニに神経質になることはありません。

逆になんでもかんでもキレイ、清潔を心がけてしまうと病気にかかりやすい子供になってしまいます。

その布団の管理に最も効果的なのが、畳や床だけでなく布団にも掃除機をかけることです。普通の掃除機でも効果はありますが、できれば、でいいのでパワーノズル系の掃除機をかけてください。
掃除機でダニ吸い込んでそのまま捨てるのが手っ取り早く、効果的です。

布団を干してもダニは死にません。(50度以上の熱を与えれば死にます)叩いただけでは、ダニは取れません。

アレルギーや喘息の子が増えているので、ぜひダニ対策を。

生後2日〜2週間ほどの新生児に現れる症状に「黄疸」というものがあります。(おうだんと読みます。)

黄疸は新生児の体に黄色っぽい粉が吹いたようなものや、黄色く肌荒れしたり、
白目の部分が黄色くなったり、といった形で現れます。

生後間もない新生児が黄疸になるのは、血液中の赤血球が、
胎児型から大人と同じ型に作り変えられる過程で、
肝臓での処理が追いつかずに起こります。

黄疸になるのは血液中のヘモグロビンが分解されて、
ビリルビンという黄色い色素の有害物質がたまるからです。

黄疸はいきなり新生児に現れる症状ですから、ビックリして「なんの病気だコレ!!」と思ってしまうかもしれませんが、
新生児においては生理的黄疸のケースがほとんどです。時間が経てば自然におさまりますからそこまで黄疸に神経質になる必要はないです。

ですが黄疸が生後24時間以内に出現したり、2週間以上経っても消えない場合は
病的黄疸の可能性も考えられますので、小児科に行くことをおすすめします。

この時期は小児科に足しげく通ってるでしょうから黄疸について、
お医者さんにいろいろ教えてもらえると思いますよ。


新生児はへそが膨らみやすく、でべそになることがあります。いわゆる臍ヘルニアですね。

2,3cmの大きさに膨らんだり、新生児によっては見たことはありませんがゴルフボール並みに膨らむケースもあるとのこと。

でべそというのはへその緒が取れたあとのへその皮膚はとても薄く、おなかに入りきらなかった小腸が薄くなった皮膚から飛び出している物で、押したときの感触もブシュブシュと、あまり気持ちのいいものではありません。

このでべそも新生児が大泣きしたり、オナラをしたりすると破裂しそうで心配かと思いますが特に心配はありません。

半年や1年もたってくると新生児も成長し、徐々に腹筋がついてくるごとにでべそもどんどんへこんでいきます。

また、まれにでべそが直らない場合もあり、でべその状態で幼稚園に預けるとほかの園児からイジメを受けることもあるそうです。その場合、手術で直す、という選択肢もあります。

でべそは大概の新生児に現れるものなので最初は驚くかもしれませんが、ごく自然なことなので心配しすぎることはありません。

新生児には生後すぐと生後1週間あたりにビタミンKを投与することが義務付けられています。

これは、新生児は体内でビタミンKを生成する能力に乏しいので、ビタミンK不足を起こす可能性が高いからです。ちなみに成人ではビタミンKは腸内細菌によって作られますが、新生児にはこの腸内細菌がほとんどいないためビタミンK不足に陥るのです。

生後数日は新生児メレナ、そして生後1ヶ月では特発性乳児ビタミンK欠乏症を起こしやすいと報告があります。これを予防するためににビタミンKを投与します。

また、ビタミンKの投与を怠った場合には医師の義務を果たしていないということになるので、今現在ほとんどの病院でビタミンKが投与されています。